レンコンが喘息に良い

れんこんが喘息に良いと知っていましたか?
レンコンには抗アレルギー作用があり、喘息に限らずアトピー性皮膚炎や花粉症の症状も抑制するとされています。

昔から風邪予防や咳を鎮めるのにもレンコンが食されていたといいますから、ビタミンCを豊富に含み、薬効作用もあります。
何故レンコンがアレルギーに効果があるのかというと、れんこんに含まれる多様な成分に秘密があります。
まずレンコンに含まれるムチンですが、ムチンは鼻孔や気管支の粘膜を保護し、炎症を抑える働きがあります。

また食物繊維が豊富なので、腸内の老廃物を排泄させて腸内環境を整える効果もあります。
腸内環境が改善すると免疫細胞が活性化され、喘息に負けない強い体づくりに役立ちます。

さらに特筆すべきはごぼうの4倍も含有されているというポリフェノールです。
一時期ごぼう茶がアレルギー症状の緩和に効果があると言われていますが、れんこんの方がポリフェノールの含有量が多いのです。

ポリフェノールには抗炎症作用があり、炎症を誘発するヒスタミンの放出を抑制する働きを持っています。
さらにヒスタミンを放出するIgE抗体の数を減らすことも分かっています。

アトピー患者や喘息、花粉症を発症している人はこの血液中のIgE抗体が多いと言われています。
しかしある実験では、花粉症患者がレンコンの摂取を3ヵ月続けたところ、およそ6割の人のIgE抗体が減少していたそうです。

れんこんに含まれるあらゆる成分がアレルギー反応を鎮めるのに一役買っていることが分かるかと思います。
ですから、れんこんが喘息に良いというのも納得できます。

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