喘息は遺伝するの？
喘息は遺伝するのかといえば、可能性はゼロではありません。
何故なら喘息はアレルギー反応によって発症したり、悪化することがあるからです。
アレルギー体質というのは遺伝する可能性があります。
もちろん親がアレルギー体質であっても必ず子供に遺伝することはありませんし、アレルギー体質であっても喘息を発症しないこともあります。
喘息になるのが小さい子供（小児）が多いのは、まだ気道が狭く、気管支が弱いので喘息になりやすいからです。
そのため成長するにつれて気管が強くなり、喘息が治る人もたくさんいます。
遺伝の可能性はゼロではありませんが、自分が喘息だから、アレルギー体質だからとあまり気にする必要はないでしょう。
しかし一方で大人喘息の場合、小児に比べて治りにくいと言われています。
そのため発症の原因が特定しにくいのという特徴があります。
一般的にはタバコの煙や排気ガスなどの大気汚染、ストレス、風邪をこじらせたことによる発症などが考えられていますが、特定は難しいものです。
