喘息時のお風呂

お風呂は体の汚れを落とすだけでなく、体を温めて免疫力の向上やリラクゼーション効果をもたらすものです。
体温が上がると免疫力が増すと言われており、風邪を引いたときに熱が出るのは、体温を上げることで細菌やウィルスを退治しているのです。

ですから、喘息などのアレルギー性疾患を患っている人はお風呂を有効活用することで症状を緩和させることが出来ます。
喘息は空気の乾燥によっても症状が悪化しますから、湿度の高いお風呂では咳喘息の症状などは和らぎます。

一般的にはお風呂に入ると喘息の症状は和らぐ方が多いようです。
しかしながら一方では、入浴は心臓や呼吸器系に負担をかける行為でもあります。

急激な気温の変化やお風呂の水蒸気などで発作を起こす人もいるようなので注意が必要です。
発作や症状がひどい時は入浴は控えた方が賢明かもしれません。

また当然ながらお風呂はカビが発生しやすい環境です。
カビがアレルゲンになる喘息患者もいますから、こまめな掃除や換気をするようにしましょう。

なお湯ざめして風邪を引くと喘息の症状も悪化します。
入浴後は体を冷やさないように早めに布団に入るなど、対策は必要です。

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