喘息に効く食べ物
喘息もアレルギー性疾患の一つですから、アレルゲンになりうる食事はＮＧです。
どんな食べ物にアレルギー反応が出るかは人によって異なるので一概には言えません。
一例を挙げれば、日本人がアレルギーになりやすい食べ物は卵、牛乳、大豆です。
もしこれらを原料にした食事で発作が起きたことがある人は避けた方が良いでしょう。
また、エビやカニなどの甲殻類、イワシやサンマなどの青魚、そばや小麦粉などがアレルゲンとなる方も多いようです。
果物は比較的アレルゲンになりにくいのですが、キウイやメロン、マンゴーなどで喘息発作が起きる人も多いようです。
では逆に喘息に良い食べ物は何でしょうか。
東洋医学の考えに則れば、漢方薬に処方されるような銀杏や大根が良いとされています。
銀杏には滋養強壮効果があり、咳を鎮める働きも持っています。
また大根は粘膜を強化し、痰を排出するので喘息にはもってこいの野菜です。
一般的には酸性食品よりもアルカリ性食品の方が喘息には良いとされています。
野菜や果物、海藻類、キノコ類などがアルカリ性食品です。
しかし一見アレルギーに良いとされている食べ物でも喘息を起こす人がいるのも事実です。
そのため、この食べ物なら絶対に喘息に効くという食べ物はないと考えた方が良いでしょう。
一度食べて発作を起こしたものは食べないことです。
アレルゲンとなる食べ物は避けることが一番の対策です。
また喘息を克服する上で大事なことは免疫力を強化することです。
免疫力を高めるには栄養バランスの良い食事をすることに尽きます。
