うつる喘息とは
基本的に喘息はアレルギー反応によって引き起こされる病気であるため、うつりません。
アレルゲンとしてはダニやホコリ、猫や犬の毛などのハウスダストと言われていますが、同じような環境で生活していれば、同様に喘息を発症するリスクはあるでしょう。
これらのアレルゲンによって気管支に炎症が出来れば、喘息発作を起こすとされています。
最近では社会生活で受けるストレスや過労、煙草や飲酒によっても気管支喘息を引き起こし、大人でも喘息になると言われています。
特に季節の変わり目などは気圧の変化に伴い、喘息発作を引き起こしやすいとされています。
なお、喘息の中には他人にうつるものもあります。
例えばウィルス性の気管支炎などです。
気管支炎に発症した患者が咳やくしゃみなどをすると、ウィルスが飛散します。
飛散したウィルスは粘膜に付着して炎症を引き起こして、気管支炎という喘息のような症状を起こす可能性があるのです。
喘息はうつらないものとされていますが、実際には風邪であったり、気管支炎の可能性もあり、マスクを着用するなどして対策を講じておく必要があるでしょう。
