心理的要因が病の引き金を引く
大人になって急にアトピーを発症したという方は、なにかきっかけでありませんでしたか?
実は私はそうなのですが、職場への不満、家族を養わないといけないという心理的圧迫感を常に感じていました。
適度なストレスを感じていたときは自分でコントロールすることが出来ていました。
そのため、時折肌荒れや、小さな湿疹とかゆみを生じることはありましたが、さほど重症化することはありませんでした。
しかしあるタイミングで一気にアトピーが悪化しました。
それは会社を退職したときです。
アトピーだけでなく、何か大きな病気を発症するときは、なにかきっかけがあることがあります。
普段の生活で感じているストレスはさほど気に留めることもなく、自然と治癒されていきます。
しかし「転職や引っ越し」「身近な人の不幸」「大きな借金を抱えてしまった」など大きなストレスを感じた時、許容できる自然治癒力を越え、大きな病気に発症するのです。
発症する病気や部位は人によって異なりますが、その人の一番弱いところに症状が出てくるようです。
内臓が弱い人は内臓疾患になり、皮膚の弱い人は皮膚疾患になるという具合です。
こうした逃げ場のない問題は突然私たちに降りかかってきます。
そんなとき一人で抱えこむのはやめましょう。
人に話すことで気楽になったり、思いがけず問題が解決することもあります。
自分が思っている程、深刻な問題ではないかもしれませんよ。