青汁でアトピー改善｜アトピーの原因は遺伝じゃない

青汁でアトピー改善

近年青汁ブームによって、青汁を摂取している人は多いと思いますが、この青汁はアトピーにとって有効な効果をもたらします。
なぜなら青汁に入っている成分が、皮膚を健康にし、腸内環境を改善して、免疫力を向上させるからです。

青汁の成分というと、食物繊維の他にビタミン、ミネラルなどを豊富に含んでいます。
これらは皮膚の炎症を鎮め、かゆみ成分であるヒスタミンの生成を抑制し、免疫力を向上させて健康な体を作ってくれます。

青汁で免疫力アップ

食物繊維は体内の老廃物の排出を促進する機能を持っており、腸内環境を改善し、血液をさらさらにしてくれます。
青汁には、ミネラルのうち、カリウムという成分を豊富に含んでいます。

カリウムは熱に弱いため、青汁などのように生野菜の状態で摂取することが望ましいといわれています。
またミネラルは体内で生成されないため、外部から摂取する必要があるのです。

青汁は皮膚を健康にしてくれる

ビタミンが肌によいことは周知のことと思います。
ビタミンにもビタミンＣ、ビタミンＢ群、ビタミンＥとさまざまありますが、どれもアトピーの皮膚には有用な効果をもたらします。

とくにビタミンＣは、皮膚をみずみずしくもっちりとした肌にするために必要なコラーゲンの生成に欠かせません。
皮膚の治癒力を高めるため、皮膚の炎症やアレルギー症状の緩和にも有用です。

ビタミンＢ群、とくにビタミンＢ２とビタミンＢ６は皮膚の新陳代謝を高め、免疫力をアップさせてくれます。
たんぱく質の過剰摂取がアトピーを発症させますが、この過剰摂取したたんぱく質はビタミンＢ６によって、エネルギーに変えてくれます。

またビタミンＥは皮膚の老化を促進する活性酸素の働きを抑制します。
実はこの活性酸素が皮膚の細胞を破壊する原因となるのです。
抗酸化作用といいますが、これはビタミンＣも持っている機能です。

皮膚の細胞が破壊されると、皮膚の老化が進み、肌の皮膚トラブルが発生します。
それぞれ役割は異なりますが、同時に摂取することでその効果は倍増されます。
皮膚を健康に保つにはビタミンの摂取は不可欠です。

青汁はケールがよい

一口に青汁といっても、原料となる葉はいろいろあります。
青汁の３大原料といえば、「ケール」「大麦若葉」「明日葉」です。

「まずい、もう一杯！」のＣＭで有名な青汁はケールを使っています。
ケールは栄養も豊富ですが、欠点はその苦味です。
青汁は美味しくないという代名詞となったのはケールです。

ケールの独特な苦味が受け付けないという方もいらっしゃるでしょう。
しかしステラの贅沢青汁はケールを使用していますが、錠剤なので苦味は気になりません。

大麦若葉や明日葉の青汁は飲みやすく、ダイエットやアンチエイジング目的に女性の間でも人気です。
しかしアトピーの改善にはケールが有効であるとある研究で明らかになりました。

研究の結果では、ケールの青汁を摂取している人の血液中の好酸球やIgE値が減少していることが分かったのです。
またケールの青汁を飲んでいる人の頬の角質水分量が高いことも分かっています。

せっかく青汁を飲むなら効果の高い原料を選びたいものです。
青汁は継続しないと体質は変わっていかないので、毎日の摂取を心がけると効果が期待できます。