ステロイドはアトピーの治療によく使われる
アトピーの治療によく使われるのは、ステロイド剤です。
アトピーの炎症やかゆみを抑えるには有効な治療薬といえます。
病院にかかると大抵ステロイドを処方されます。
また薬局にも売っているので簡単に手に入れることが出来ます。
ステロイドにも種類がある
ステロイドにも種類があり、その強さもさまざまです。
強さは「ストロンゲスト」「ベリーストロング」「ストロング」「マイルド」「ウィーク」と5つの段階に分かれます。
ストロンゲストに分類されるステロイドはデルモベート、ジフラールであり、ベリーストロンゲストに分類されるステロイドはフルメタやアンテベート、ストロングに分類されるステロイドはエクラーやメセデルム、フルコートなどです。
マイルドに分類されるステロイドはロコイドやキンダベート、ウィークに分類されるステロイドはプレドニゾロン、コルテスなどです。
適切に使わないとアトピーは長引く
ステロイドはその副作用から適切な使用方法が難しく、アトピーが長引く原因ともなりえます。
最近では非ステロイドといわれ、ステロイドを含まない抗炎症薬も登場しており、ステロイドを敬遠する方は使っている方も多いでしょう。
ステロイドを始めとする外用薬は有効ですが、一時的に炎症やかゆみを抑えるだけで、副作用の心配もあります。
アトピーを根本的に治療するには体質の改善やアレルゲンの除去が不可欠です。
薬に頼り過ぎることなく、人本来の免疫力を強化してアトピーを克服しましょう。
また保湿剤は皮膚のバリア機能を強化して細菌やアレルゲンの侵入を防ぐことができます。
