適度な紫外線はよい
紫外線はお肌の大敵と思っている方は多いのではないでしょうか。
紫外線を浴びると、シミやシワが出来ると情報が氾濫しているため、帽子、マスク、手袋と完全防備で外出する女性もよく見かけます。
しかし一概に紫外線がお肌に悪いとはいえません。
アトピーもしかりです。
確かにアトピーは紫外線で悪化することはあります。
それは既にアトピーが進行している状態であって、刺激に非常に弱くなっていることが原因です。
本来、健康な皮膚であれば、紫外線を浴びることは体調を整え、体を健康にしてくれます。
逆に家に引きこもっている方が体にはよくありません。
自然と接することは人間の自然治癒力を高め、免疫を強化してくれます。
シミやシワが気になる方は、紫外線を避ける以前に体質を改善する必要があります。
シミやシワが出来るのは皮膚の老化が原因です。
年とともに活性酸素が溜まり、代謝が衰えたためにシミやシワが出来るのです。
子供は外で元気よく遊んでもシミやシワなんて出来ません。
アトピーも同じ原理です。
紫外線を浴びることによって、ビタミンDが生成されます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、免疫力を向上させます。
逆にビタミンDが不足すると、免疫力が低下します。
また癌やうつ病といった病気も発症させやすくなります。
アトピーは自己免疫の低下によって発症するものですから、アトピーを完治させるには免疫力の改善が必要です。
ビタミンDは食事で摂取することは難しいので、日光浴をするなどして適度に紫外線を浴びるようにしましょう。
ライフスタイルを改善しなければ、アトピーもよくなりません。