プールは注意が必要
乳幼児の頃にアトピーだったわが子は成長とともに症状が軽くなり、一安心していました。
ところが小学校に入って、プールに入るようになると症状が悪化しました。
ご存じの通り、プールには塩素が混入されており、アトピーにとっては悪化する原因となり得ます。
プールに入った後は、肌が乾燥し、かゆみや湿疹がひどくなります。
また喘息を治すために水泳を始める方が多いようですが、喘息にとっても塩素は気道に影響を及ぼすため、悪化することがあります。
基本的には水泳は喘息の運動療法なのですが、いいことばかりではないのです。
学校の履修科目だから仕方がないのですが、アレルギーを持っている人はプールに入った後はしっかりとシャワーで塩素を洗い流す必要があります。
全身はもちろん、目や髪、うがいもするようにします。
授業中も先生に了解をもらい、適宜塩素をシャワーで流します。
ただしプールは絶対やめた方がよいということではなく、運動をするという意味ではストレス解消にも有効なので、上手に付き合うとよいでしょう。