寒気がする理由
アトピーの人は冷え性であることが多く見受けられますが、夏場でも鳥肌や鮫肌になり、寒気がすることはありませんか。
寒気の原因はおそらく自律神経のバランスが崩れているからだと思います。
自律神経のバランスはストレスや食生活、生活習慣によっても影響しますが、自律神経が乱れると代謝が正常に行われないため、体温調節が上手くいかないのです。
そのため寒気や冷え性といった症状に悩まされるわけです。
代謝が上手く出来ないということは、汗をかきづらくなったり、細胞の生成が行われないため、皮膚トラブルが起こりやすくなります。
つまりアトピーだから冷え性や寒気がするのでなくて、体内のメカニズムが乱れているためにアトピーにもなり、冷え性にもなるということです。
自律神経を正常化して、体内メカニズムを正常に戻すには、生活習慣を見直すしかありません。
例えば運動をしたり、睡眠時間を守る、暴飲暴食を止め、健康によい食事を心がけるなどです。
またストレスと上手に付き合っていくことも大切です。
こうした生活環境の改善により、体内メカニズムが戻ると自律神経のバランスが保たれ、免疫機能も正常に活動するようになります。
それから入浴時はぬるま湯に半身浴をするという方法も、リラックス効果と代謝を活性化させて汗をかきやすくなるという効果があると思います。
エアコンなどの冷暖房を常に稼働させた環境も避けられるなら避けた方がよいでしょう。
寒気や冷え性がなくなれば、体質は少し改善したということになるので、アトピーの症状にも改善が見られるかもしれません。
アトピーは体内の異常を表わすサインだと思ってください。