10月の花粉症

10月になる花粉症は秋の花粉症といえます。
ピークは9月ですが、10月でも鼻水や鼻詰まり、目や鼻の痒みは続きます。

代表的なアレルゲンはブタクサやヨモギなどの花粉です。
ブタクサはアメリカからの外来種でアメリカではブタクサにアレルギーを持っている人が多いようです。

逆に日本のようにスギやヒノキによる花粉症はありません。
ブタクサはキク科の植物で8月頃から花粉が飛散し始めます。

花粉が飛びやすいので、風邪の強い日は外出を控えたり、マスクの着用を忘れないようにしましょう。
春は木の花粉にアレルギー症状を起こす方が多いですが、夏から秋にかけては、草の花粉にアレルギー症状を起こす人が多いです。

草本花粉の飛散距離はおよそ数十メートルとされ、それほど長い距離を飛散しません。
そのため、見かけたら自生している場所を覚えておき、花粉の飛散する時期は近づかないようにすることで対策を取ることが出来ます。

症状はスギやヒノキの花粉症と同様ですが、スギやヒノキの花粉症に比較すると、アレルギー症状は軽いと言われています。
そのため自分が花粉症であるとの自覚症状がなく、軽い発熱や倦怠感を伴うので風邪と見分けがつきにくいです。

なおブタクサやヨモギの花粉にアレルギー反応を起こす方は、果物過敏症というアレルギー性疾患を併せ持つ人が多いと言われています。
例えばメロンやスイカ、キウイ、りんご、桃などを食べて口の中が痒くなるという人は口腔アレルギー症候群と呼ばれるアレルギー性疾患である可能性があります。

これは花粉に含まれるたんぱく質と果物のたんぱく質がよく似た構造であるためにアレルギー反応を起こすものとされています。
口腔アレルギー症候群は、イネ科植物の花粉にアレルギーがある人も同様の症状があるようです。

花粉症の鼻づまりを治すお茶

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