花粉症レーザー治療の現状
花粉症の治療としてレーザー治療が今話題になっています。
実際のところ効果があるのか、費用はどのくらいか、アフターケアはどうなのかなど気になることがたくさんあります。
レーザー治療は鼻の粘膜にレーザーを照射して粘膜を変性させるという治療法です。
人によっては若干刺激を感じることはありようですが、それ程痛みもありません。
ただ術後当日は若干痛みを伴うこともあるので、薬が処方されます。
治療によりアレルギー反応が起きにくくなり、症状が楽になったという患者さんも多くいるようです。
治療時間はおよそ30分程、麻酔をしてレーザー照射して終了です。
費用は病院にもよりますが、1万円前後かかります。
なお、手術後も通院が必要になるので、その都度診療費がかかりますし、薬代も別途かかります。
毎年花粉のシーズンに通院したり、薬を買うよりは割高になりますが、薬を飲めない妊婦の方や仕事上車の運転をする方などに適した治療法であるといえます。
ただレーザー治療を受ければ、一生花粉症に悩む必要はないというわけではありません。
というのも、鼻の粘膜が再び元に戻ると、またアレルギー反応が起こるようになります。
個人差がありますが、平均的には2年程効果が持続するようです。
術後は花粉症の症状が一時的にひどくなり、鼻水や鼻づまりが悪化することもありますが、すぐに治ります。
重度の方は薬を飲んでも完全に症状がなくなるわけではありませんし、レーザー治療を視野に入れるのも良いかもしれません。
しかしそれでも花粉を多く吸い込まないような工夫（マスク、サングラスなど）、食生活を見直してアレルギー体質を改善するなどの対策は必要になるでしょう。
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