1月の花粉症

1月というと花粉とは関係のない印象を受けますが、この時期も花粉は飛んでいます。
2月に飛び始めるスギ花粉も日差しがよく暖かい日は飛散している可能性があります。

また例年1月にも花粉を飛ばす植物にハンノキがあります。
ハンノキは1月から4月頃までかけて花粉を飛ばし、日本全国に自生しています。

スギ花粉と思っていたら、ハンノキ花粉にアレルギーを起こしていたという人はいるかもしれません。
なお北海道ではスギの木があまりないので、スギ花粉症の方は少ないのですが、代わりにハンノキやシラカバにアレルギー反応を起こす人が多いようです。

さてハンノキとはどのような植物かというと、湿地や沼などの湿地帯に分布し、高さは15mから20m程の樹木です。
数もそれ程多くはなく、花粉の量もそれ程多くはありません。

しかしスギ花粉よりもアレルゲン性が強く、口腔アレルギー症候群を併発する可能性も高いとされています。
例えばリンゴや桃、さくらんぼなどバラ科の果物を食べると、唇の腫れ、口の中に痒みや炎症を起こすようです。

これはバラ科の果物とハンノキの花粉の抗原がよく似ているために起こるようです。
なおシラカバの花粉もハンノキと良く似ているため、ハンノキにアレルギーのある方はシラカバでもアレルギー反応を示すことがあるようです。

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