12月の花粉症

花粉症というと春、又は人によっては秋に発症するケースが多いようです。
比較的冬は花粉も飛散しないため、花粉症の症状を訴える人はいません。

しかしながら12月に花粉症のような症状が出る人がいます。
風邪を引きやすい季節ではあるため、風邪かと思ってしまうのですが、花粉症だと診断されることもあるようです。

花粉症の場合は風邪と異なり、鼻水に粘り気がないという特徴があります。
水のようにスーッと鼻水が出るようであれば、花粉が原因のアレルギー性鼻炎の可能性があります。

病院で診断を受ければすぐに分かることですが、春の花粉症に備えて、12月から花粉症対策をしていくと良いでしょう。
では何故花粉が飛散しないであろう12月にこのような症状が出るのでしょうか。

12月に花粉を飛ばす植物があるのでしょうか。
実際に12月に花粉を飛ばす植物としては、アキノキリンソウやハンノキがあります。

アキノキリンソウの花粉は重くて、それ程飛散しません。
ハンノキはシラカバの花粉と良く似ているため、シラカバにアレルギーのある方は同様にハンノキにアレルギー反応を起こしやすいです。

なお、アキノキリンソウやハンノキは北海道に多く自生する植物で北海道にはハンノキにアレルギー反応を起こす人が多いようです。
また本州・四国・九州ではこれらの植物はあまり見かけられませんが、12月に花粉症の症状が出るという人はスギ花粉が原因かもしれません。

基本的に2月下旬から4月にかけて飛散するというスギ花粉ですが、12月も日中暖かい日には、わずかながら花粉が飛散するようです。
そのため、対策としては12月からマスクを着用するなどして、花粉を多く吸い込まないような対策をしておくと、春に向けての対策もバッチリです。

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