花粉症で体がだるい理由

花粉症で眠気を生じたり、体がだるくなる理由は何なんでしょうか。
花粉が原因とも考えられますが、そもそも春は眠気や倦怠感を生じる季節なのです。

寒い冬を乗り越え、気温が上昇すると、自律神経のバランス調整が効かなくなります。
また春になると、体中の細胞が活性化し始め、血液がエネルギーを供給しようと胃腸に集まります。

その結果、脳に血液が行き届かなくなり、栄養や酸素が不足して眠くなるというわけです。
昔から5月病ともいいますが、春の季節全般を通して、このような気だるさが伴います。

さらに花粉症の人は鼻や口の粘膜に炎症を起こし、呼吸がしにくくなります。
新鮮な酸素を体内に取り込めないため、頭もボーッとしてしまうわけです。

また夜寝ている時でも、くしゃみや鼻水、鼻詰まりといった症状が出て、口呼吸中心になるといびきがひどくなる人もいます。
口呼吸だけでは必要な酸素が不足して脳も十分な休息が取れません。

このような睡眠障害は、昼間に猛烈な眠気を感じたり、体のだるさを引き起こす元になります。
春の季節と花粉症というダブルパンチで、眠気や体のだるさを引き起こすわけです。

眠気やだるさを克服する

そこでまず脳に十分な栄養と酸素を供給するにはどうすればよいかという話ですが、ビタミンB1をたくさん摂取すると良いとされています。
ビタミンB1には、糖の分解を促進して、効率よくエネルギーを作り出す栄養素とされています。

脳のエネルギー源はブドウ糖ですから、ビタミンB1が不足すると、頭が働かなくなったり、疲れやすくなるといわれています。
ビタミンB1を豊富に含む食品は豚肉やうなぎ、小麦、豆類、海藻類やナッツ類などです。

意識的に普段の食事に取り入れてみると良いでしょう。
また鼻水、鼻詰まりといった症状も酸素の不足を招きますので、早急に治した方が良いでしょう。

花粉症の鼻づまりを治すお茶

市販の薬の中にはアレルギー性鼻炎の症状を緩和するものもありますが、眠気を生じる薬もあります。
個人的にはアレグラが眠気もなく、症状も緩和するので常用していますが、服用には医師や薬剤師の判断が必要です。

また、薬などの副作用のないものにお茶があります。
お茶にはアレルギー反応を抑制してヒスタミンの分泌を抑えたり、自律神経を安定化する作用もあるので、一度試してみると良いです。

自律神経を正常化するには、良い睡眠も重要です。
睡眠不足は自律神経やホルモンバランスを乱し、花粉症の症状も悪化させます。

まずは食事でビタミンB1を多く含む食品を摂取し、薬やお茶で鼻水や鼻詰まりを抑えましょう。
そして良い睡眠を取る事で体のだるさも無くなると思いますよ。

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