合成洗剤を使わない
花粉症や黄砂に悩むアレルギー患者が増え、部屋干ししても臭わない洗剤が販売されています。
特に花粉の季節などは外に洗濯物を干すことの危険性はお医者さんにも説明を受けたことがあります。
また防犯上の理由から、一人暮らしの方や女性の方は室内に洗濯物を干している人も多いかと思います。
浴室での乾燥機が設置されているマンションも増えたことも理由の一つになるでしょう。
花粉の季節に室内に洗濯物を干すのは私も賛成です。
しかしお部屋に干しても臭わない洗剤の使用はアトピー患者にとってあまりよいものとはいえません。
こういった洗剤は香料を付けたり、抗菌効果によってその部屋干しの独特な臭いを防ぐことが出来ます。
しかしこのような部屋干し用の洗濯洗剤は合成洗剤と言われ、合成界面活性剤などを使用している製品が多いのです。
アトピーの肌荒れや炎症の要因の一つに合成洗剤の使用が考えられます。
合成界面活性剤で洗濯すると、その成分が必ず衣類に残ります。
衣類はアトピー肌に直接触れるわけですから、多かれ少なかれ皮膚の炎症を悪化させます。
花粉の季節は仕方がありませんが、なるべく無添加洗剤を使い、お日さまの光に当てる方が皮膚疾患の改善にはよいのではないでしょうか。