アトピーの痒みを抑える
アトピーは湿疹などの炎症の他に強い痒みを伴います。
アトピーの人の皮膚は過敏になっているため、ちょっとした刺激に対しても痒みが生じ、自分でまた皮膚を引っ掻いてしまうと、ますます湿疹を悪化させます。
大人であれば、多少の痒みは我慢できても、子供や赤ちゃんであればなおさら痒みを我慢するのは難しいでしょう。
皮膚の痒みは保湿で緩和する
この痒みと悪化の悪循環を断ち切るには、皮膚を清潔にすることが不可欠です。
汗をかいたらシャワーを浴び、低刺激の石鹸を使用して皮膚を清潔にします。
シャワー後はすぐに皮膚が乾燥するため、スキンケアを行って皮膚を保湿してください。
保湿をすることで皮膚のバリア機能が働き、外部刺激も防ぐことが出来ます。
副作用のない軟膏も使ってみる
またステロイドの副作用が怖いならば、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の経口薬がおすすめです。
これらは副作用の心配もほとんどありません。
皮膚を引っ掻いてしまうのであれば、ミトンなどの手袋をして、皮膚の細胞を壊さないようにするのも効果があります。
ある程度認識力のついた子供であれば、痒くなったら叩くことを教えて、なるべく爪を使って引っ掻く行為を避けるようにしてください。