アトピーが悪化すると合併症を併発する
アトピーを発症すると原因が特定できず、極端な食事制限を行うと栄養状態が悪化し、免疫力が低下することがあります。
またかゆみを我慢できずに皮膚を引っ掻くと、炎症がさらに悪化し、皮膚のバリア機能が低下して細菌などが侵入し、感染症などの合併症を併発することがあります。
例えばヘルペスや帯状疱疹、水いぼや円形脱毛症などです。
ヘルペスは口の周りなどに赤い水庖が出来ることがありますが、悪化すると帯状疱疹を発症したりします。
帯状疱疹は症状として全身に赤い水庖が出来て、痛くてかゆいという特徴があります。
体が弱っているときに発症すると言われます。
また円形脱毛症は免疫の異常から発症するといわれ、ストレスも原因とされています。
実はアトピーの人は円形脱毛症になりやすいと言われています。
子供の場合は過度な食事制限を行うと、成長に著しい影響を与えるため、脳の発達にも悪い影響を与えます。
早期にアトピーの原因を特定し、適切な対策を施すことが大切です。
アトピーは治そうと思っても治療に時間がかかる疾患とされています。
治療には長い目を持って臨み、焦らないことが大切です。
焦りや不安などの心理的圧迫はアトピーの治療を長引かせてしまいます。
気持ちにゆとりを持って対策を講じるようにしましょう。